月刊・お好み書き　2009年1月号（1990年3月創刊／通巻226号）

2009年1月号

忘年会参加者が伯鶴に寄せた応援メッセージ

忘年会の歌声・メッセージ、伯鶴へ！

　12月12日のお好み忘年会は、大阪市中央区谷町６丁目の歌声喫茶「ほっとすてんしょん」に11人が集まりました。事故に遭った伯鶴にもしものことがあれば、と中止も考えましたが、ここでシュンとするのは彼の望むところではないだろうし、伯鶴の奥様の丹羽智香さんからも「やらなアカンで」と言ってもらえたので、伯鶴を応援する忘年会にしようと、改めて皆さんに呼びかけました。事故前日の11月30日、忘年会の案内を載せた12月号の発送作業をしながら伯鶴と、「10人集まるかな。貸し切りやから何としても10人は集めたいな」と話していましたが、その伯鶴抜きで11人が集まりました。これも伯鶴のけがのおかげ、と言ったら怒られますが、「お好み書き」の強い絆を感じました。遠方や都合で参加されなかった皆さんからも「盛況に！」「皆さんによろしゅうに」などのメッセージをいただきました。気にかけていただき、ほんとうにありがとうございました。
　みんなで70年代フォークを中心に２時間近くにわたり、いつもカラオケで伯鶴の選曲する「我が良き友よ」を始め、「翼をください」「遠い世界に」「友よ」「想い出の赤いヤッケ」「岬めぐり」「22才の別れ」などなど、20曲以上を歌いました。乗りに乗って私たちもステージに出て、ギター、ピアノを弾き、カホン（箱形の打楽器）をたたき、マイクの前に立ち、大変盛り上がりました。
　伯鶴の出囃子の「陽気にゆこう」は歌集になかったのですが、「ほっとすてんしょん」のスタッフの方がネットで探しだして、スクリーンに歌詞を映しだしてくださいました。
　出席者全員で伯鶴への応援メッセージを録音、色紙も書いて２日後、入院先に届けました。その時のこと、伯鶴のお母様の丹羽保子さんが「もんちゃん来てくれたで」と呼び掛けたところ、伯鶴は「もんちゃん、もんちゃん」と２回応じ、直後に門田が「伯鶴！」と呼んだ時も「もんちゃん」と言ってくれたんですよ！　
　以下に、事故後メール等でいただいた伯鶴への応援のメッセージを掲載させていただきます。忘年会の歌声もみなさんの思いも、きっと伯鶴に届いていることと思います。

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伯鶴さん、うちの子な、最近落語に興味持ってるみたいやねん。早う元気になって、聴かせたって！一日も早い回復を、遠く鳥取からお祈りしています。 （鳥取市・斉藤里依さん）
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早くよくなってまた一緒に飲みたいもんです。伯鶴さん、早いことこっちの世界に帰っておいで〜。 （大阪府箕面市・さとう裕さん）
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流石に伯鶴さん、しぶといですね。あと数ヶ月も経てば、また、毒舌復活かぁ、しばらく静かだったのに、と言ったら怒られますね。これで、芸人として面白さを増すのでは…と期待しております。 （大阪府池田市・山脇信成さん）
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今朝、いつも挨拶して行くお地蔵様がなんだか凄く大きく見えました。一番大きなお地蔵様ですら15センチ位で５体まつられてるんですが、パッと見た瞬間にアレッ？と思う程大きかったんです。なんか良い事ありそう！ （大阪市此花区・藤村さとみさん）

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12月２日の夕方、職場にいた私に息子が「伯鶴さんが事故で重体だって。今テレビでやってた」と電話をかけてきました。即、思いつく人に連絡をとりまくり、やっと庄村さんに連絡がとれ、少し事情が分かったということで落ち着きましたが、本当にびっくりさせてくれました。それにしても伯鶴さんに一度も会ったことがない、つまり私が大阪を離れてから生まれた息子が、伯鶴さんのことをよく分かってくれたでしょう？　それだけ私がいつも家であなたのことを話してたということの証拠です。伯鶴さんのおかげでもんちゃんや庄村さんや「お好み書き」と出会えたわけだし、ね。去年の４月だっけ、伯鶴さんの家で発送しながら私が言った「10年後も（還暦過ぎても）こうやって（お好み書きの）みんなで発送作業してようね」という言葉。本気やからね！ （田中敦子）

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ベッドサイドで奥さんが言いました。
「電車と相撲をとったんですよ」
流石は落語家の奥さん、おもろい冗談。
「それは勝てるわけないなあ」
ぼくも落語家の友人、笑い返しました。
涙と紙一重の笑いでした。
伯鶴さん、とにかく待つよ。待っているしかない、なにもしてあげられなくて、ごめん。
完全に快復したら、本物の冗談を言いあって、本物の大笑いを楽しみましょう。 （大阪府門真市・水谷昌史さん）